美肌になりたいなら、コラーゲンよりアミノ酸!

コラーゲンがきれいな肌にひと役買うということは、肌のお手入れに興味がある人ならもちろんご存じのことでしょう。

コラーゲンは、ある真皮を構成している成分のひとつで、きめを整え、ハリや弾力性のある肌をつくる役割を果たしています。

しかし、だからコラーゲンをとればいい、コラーゲンの化粧品を使えばいい、と素直に理解しているとしたら、それはちょっとした誤解のようです。

コラーゲンを摂取した場合、体内でプロキアーゼという酵素によって、アミノ酸に分解されます。

しかし、コラーゲンは体内での代謝がされにくく、実際、皮膚を構成するためのコラーゲンとして再合成されることは極めて少ないという特徴があるのです。

コラーゲンをたっぷり摂取できるといわれる鶏肉なども、目的を変えれば、十分立派な栄養素の摂取ということになります。

しかし、肌を美しくするという目的に対しては、分解後のアミノ酵を直接摂取するほうが、役割を果たすまでの時間が短く、吸収度や再合成への利用度が高く、より有利に働くということになるのです。

では、美肌を保つためのコラーゲンは、どのようなアミノ酸からつくられているのでしょうか。

コラーゲン組成のアミノ酸の種類は意外と多く、アラニン、プロリン、セリン、グリシン、アルギニン、グルタミン、そしてバリン、ロイシン、イソロイシンのBCAAなどから生成し、そのもとになるアミノ酸は17種類に及びます。

これらはもちろん、コラーゲン組成のためだけに利用されるわけではありませんが、積極的に摂取することによって、コラーゲン組成への働きかけが大きくなるわけです。

また、コラーゲンの合成を促進するのはアルギニン、グルタミン、アラニン、プロリンなどの非必須アミノ酸で、体内でもつくられますが、その合成能力も年齢とともに低下してくるため、サプリメントでより多く摂取することで、コラーゲンの再合成にさらに役立ちます。

また忘れてはいけないことは、ビタミンCにはコラーゲンの再合成を促進する働きがあるということです。

サプリメントでアミノ酸とビタミンCを一度に摂取すれば、より効果が期待できます。

美肌になりたいなら、アミノ酸とコラーゲン、さらにビタミンCが配合されてサプリメントを服用するのが最も近道で有効ということがわかりますよね。

肌のコンディションを整えるアミノ酸


努力なし、アミノ酸を摂取するだけで得られる美肌効果

シワ、シミ、たるみなど、お肌の老化は加齢とともに訪れる女性の美の大敵です。

いつまでも美しい肌を保ちたいと願う
のは、世界共通の女性の願い。そのために、多くの女性は日夜、お肌の手入れにいそしんでいることでしょう。

美肌を維持するのに困ったことは、一度できてしまったシワやシミ、一度たるんでしまった肌を元通りにするには、外科的な手術をする以外はないということです。

最近ではプチ整形がはやり、わりと手軽に美容外科に通う人も増えているようですから、レーザーでシミをとったり、シワとりの手術をした経験がある人が多いかもしれません。

また未経験者でも、美容外科へ行ってなんとかしたい思っている人も少なくないかもしれません。

ただ、そこまで悩んでいない人、またたとえプチ整形であっても美容外科へ通うことに抵抗がある人、また美容外科へ通うほどの経済的な余裕がない人でも、現在の状況まで進んだ肌の老化やトラブルを、これ以上進ませないようにくいとめなければ、いずれ悩んだ末に、結局美容外科のお世話になるかもしれません。

それはそれで、賢い選択でしょう。

しかし、一番良いのは、自分の体がもっている力を高めることで、肌の老化をくいとめることです。

しかも、日夜努力する必要もなく、より理想的な肌に近づくとしたらどんなにすばらしいか、努力を積み重ねている人ならすぐに想像できるのではないでしょうか。

もし、努力していなくても、そんなに簡単な方法ならやってみようと思う人もいるかもしれません。

それが何を隠そう、アミノ酸サプリメントの摂取です。

アミノ酸サプリメントは薬ではありませんから、あくまでも、これ以上、シミやしわができないように、またたるまないようにくいとめるものであって、これまでにできてしまったシワやシミ、くすみやたるみを元通りに治してくれるというものではありません。


驚くべき肌実験の結果

数年前、東京大学大学院総合文化研究科・小林寛道研究室の大谷勝博士は次のような実験を行いました。

実験は20~40歳の乾燥肌の女性7名によって行われたもので、アミノ酸サプリメントを朝食、夕食の各後に4000ミリグラムずつ、2週間摂取。

その前後の水分、油分、弾力性、画像解析による肌の状況を測定し、比較するというものでした。

実験に参加した人たちの体感調査では、保湿性とつやについて、改善がみられたという結果がありました。

しかし、これはあくまでも体感であり、実際に改善されたのかどうかは、前後の測定によって明らかになっています。

水分、油分、弾力性の測定では、2週間のアミノ酸サプリメント摂取の前後では、明らかに摂取後のほうがそれぞれの数値が改善されました。

とくに目立つのは油分の改善。乾燥肌の女性7人ですから、もっとも弱点となっている部分での改善が顕著に現れたのでしょう。

アミノ酸サプリメントを摂取しただけなのに、たった2週間でこれだけの改善がみられたというのは驚きです。

さらに、たった2週間なのに、肌の画像解析によって、そのきめの細かさが明らかに違うという点も注目に値します。

摂取前の画像では、きめが粗く、きめの状態も不規則です。ところが2週間後の写真では、同じ人とは思えないほど、きめが細かくなっており、しかも以前に比べて規則的になっていました。

肌の状態が良い条件のひとつには、このきめが細かく規則的になっていることもあります。

たった2週間でこれだけの結果が得られるのですから、アミノ酸の不思議な力には驚かされるばかりです。


アミノ酸でつくられる天然保湿因子がカギを握る美肌の基本

水分量と油分量の増加は、数値だけ見ればそれだけのことですが、実はこのことが、肌にたいせつなうるおいを取り戻していることになるのです。

うるおいのある肌とは、化粧品のコマーシャルや商品説明においても欠かせないキーワードで、美肌の基本中の基本。うるおいがなければ肌はかさつき、またかさついている状態が続けばシワも増えます。

その基本である、うるおいを保ち、また取り戻すために働いているのが天然保温因子です。

人間の皮膚は、からだの内部から皮下組織、真皮、表皮、角質層と、多層構造を成しています。

このうち、NMFは角質層に存在します。

角質層は、ケラチンというたんぱく質によって構成された細胞が重なり合ってできている層で、わずかO・01ミリ程度の厚さにもかかわらず、外界からの刺激や異物の侵入を防ぐ、バリアとしての役割を果たしています。

NMFは、正確には角質層を構成している角質細胞の中にあり、細胞そのもののうるおいを保つことで、角質層のうるおいを保っているのです。

このNMFが減ってしまうと、角質細胞自体のうるおいがなくなり、角質細胞の並び方が乱れて、乾燥するうえ、かさついて荒れた肌になってしまうのです。

さて、アミノ酸サプリメントを摂取すると、この実験のような乾燥肌からうるおいのある肌へ変わっていくのはなぜなのでしょうか。

アミノ酸が人間のからだや細胞を構成しているからではないでしょうか。

たしかに、アミノ酸のメーカーである味の素(株)において行われた別の実験データによると、健康な肌と荒れた肌の人の肌中のアミノ酸量を比較したところ、健康な人の肌を100とした場合、荒れた肌ではその約4割もアミノ酸量が少ないことがわかりました。

この結果は肌中ということですが、実際に肌のうるおいやかさつきと関係しているのは、、角質細胞にあるNMFを構成する成分の半分ちかくがアミノ酸でるということです。

また、真皮の部分は、コラーゲンと同じ繊維質のエラスチンと、水分をたっぷり合んだコンドロイチンからできていますが、コラーゲンは真皮の70パーセントを占め、この主成分もたんぱく質、つまりアミノ酸の集合体です。

肌のきめの細かさやハリ、弾力性は、このコラーゲンの繊維質の密度が濃く、きれいに並んでいるかどうかに左右されるのです。

つまり、最初に述べた乾燥肌の改善実験に参加した7人の女性は、実験前はNMFが不足している状態にあり、サプリメントからアミノ酸を補充することでNMFが増加し、うるおいが保たれ、角質細胞が規則的に並ぶことで肌荒れを回避でき、さらにコラーゲンにもアミノ酸が働いたためにきめが細かくなり、ハリも出て、肌全体としてのコンディションが整えられていったということになるのです。





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